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公演DVD発売中

【DVD 3,500円】



「狂人教育」ポーランドツアー凱旋公演(2019年12月)

寺山修司の人形劇台本から、新たに作りだした実験劇。ポーランド

のグダニスク・シェイクスピア劇場とグロトフスキ研究所で上演され

好評を博した作品の凱旋公演。人間がつねに見えない存在に操られて

いるという現代の寓話。12年ぶりの再演でさらに進化した舞台。

「葵上 班女」(2017年12月)作:三島由紀夫

三島由紀夫の近代能楽集より「葵上」「班女」の2本立て。

死とエロティシズムをテーマに様式的な美を追求した舞台。

愛を求め戦う人々。人はどこまで愛で狂うことができるか。

「さらば、映画よ」(2013年12月)

俳優は映画の中で何度も死ぬことができるが、自分は一度しか死ぬ

ことができない。自分の映画がはじめることを待っている自己なき

男たちレゾンデートル。扇動の言葉がやがて目に見える攻撃に至る。

「エレベーターの鍵」(2012年12月)作:アゴタ・クリストフ

人間の身体と精神の深淵をさぐる海外作品シリーズ第1弾。

外界から遮断された、シェルターのような岩山の城に住む

女性の物語。幻影的な身体造形が展開する愛のレジスタンス。

「阿呆船」(2011年3月)

幻想三部作完結編。原発事故5日目に初日を迎えた舞台。

ボッシュの絵画の球体が舞台上に出現。寺山のイメージ

が危機的な状況下にいみじくも通底した問題作。

「盲人書簡」(2010年3月)

闇の演劇。マッチを擦るとそこに現れるのは、母を探して

幻想都市上海をさまよう少年探偵団小林芳雄。陰謀の探偵

明智小五郎の正体は?闇の中、見えない歴史がよみがえる。

「疫病流行記」(2009年3月)

「わたしの名前は病気です」謎の少女の言葉でひらかれる

禁断の歴史。疫病の実体は何か?隠された国家的犯罪の

裏にひそむ新たな事実。幻想劇三部作第1弾。

「葵上 班女」(2008年3月)作:三島由紀夫

MISHIMA PROJECT第1弾。「愛の狂気」をテーマに池の下

が初めてのぞんだ三島作品。近代能楽集「葵上」と「班女」

を連続上演。水に映る竹林のような舞台装置が美しい。

「狂人教育」(2007年10月)

寺山修司の人形劇台本から、新たに作りだした実験劇。

3ヶ国6都市連続公演で、海外でも追加公演が行われた話題作。

人間がつねに見えない存在に操られているという現代の寓話。

「中国の不思議な役人」(2007年3月)

幻想都市上海に暗躍する謎の影たち。中国の不思議な役人

が死ねるのは、愛する少女の腕の中だけ。少女、娼婦、人形、

姿を変えて死に招く。これは起こらなかった革命の劇だ。

「邪宗門」(2005年3月)

劇をあやつる黒子たちが、暴力的に舞台を支配している。

黒子の支配に抗い、あやつりの糸を断ち切った瞬間、劇は

中断する。そして現実という名の新たな劇がはじまる。

「大山デブコの犯罪」(2004年3月)

大山デブコをめぐる伝説の物語。ジンタにあわせ、まぼろしの

チンドン屋が現れ、100キロを越えるデブコたちが乱舞する。

ヒーローなき時代のアンチ・ヒーロー・デブコへの鎮魂劇。

「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(2001年3月)

凋落した貴族邸で繰り広げられる陰謀劇。他人を演じることで

ミステリアスな快感を感じた令嬢たちは、禁断の迷宮の中へと

迷いこむ。寺山修司初期の異色作品。

「身毒丸2000」(2000年10月)

寺山修司の初期台本をテキストに再構築した作品。津軽三味線

の響きの中、幻想的な母神劇が展開する。舞台全体を包み込む

母の胎内をイメージした装置が妖しくも美しい。

「忘れた領分」(2000年7月)

寺山修司が20歳のときに上演された処女戯曲。瑞々しい言葉

のきらめきに満ちた詩劇。のちに開花する寺山演劇の種子の

すべてが、この劇には隠されている。

「星の王子さま」(2000年3月)

サン・テクジュペリの「星の王子さま」の世界をモチーフに

怪しげなホテルを舞台に展開する復讐劇。点子の反乱で

劇は崩壊し、星空の下、現実という名の第二幕がはじまる。

「花札伝綺」(1999年11月)

生と死の転換をテーマにした幻想喜劇。巨大な花札が舞うと

墓場の鬼太郎が疾走し、死者たちが乱舞する。艶やかな春画

が描かれた舞台に繰り広げられる池の下代表作。

「犬神」(1999年7月)

大正時代の犬神伝説。犬憑き筋と噂される首家に迷い込んだ

犬シロと月雄の物語。シロは死んだ母の生まれ変わりか。

死んだ童子の子守唄が、桜舞い散る死の世界へいざなう。

「毛皮のマリー」(1998年12月)

男娼マリーと美少年欣也の物語。欣也はマリーが部屋に放った

美しい蝶を追い求めて暮らしている。儚い美を求める続ける偽り

の親子は逃れようもない運命を生きている。

「アダムとイヴ、私の犯罪学」(1998年7月)

新宿場末のトルコ風呂の階上に暮らす聖家族の物語。ひたすら

リンゴを食べ続けるイヴに苛立つ中年アダム。タイニイアリスの

小空間が数百個のリンゴであふれた伝説の舞台。

「青森県のせむし男」(1998年3月)

大正家の女主人マツと、せむし男の松吉をめぐる愛憎劇。

津軽三味線に合わせ語られる母子の物語は、いつしか実際には

起こらなかった歴史につながる。寺山演劇の原点。



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